hanihostamp penguinblog

のほほん、ペンギンライフ。

コースタートレイの件。

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小田原城址公園に天然記念物のイヌマキとビャクシンという巨木があり、ねじれた幹の味わいやダイナミックさや樹の色、枝から葉にかけてのうねり、反り返ったような動きのある姿が好きでした。

それ以前に好きだったのは、鎌倉の鶴岡八幡宮建長寺のビャクシンで、今も、住まいからほど近い神社境内で枝を大きくひろげている樹齢900年という大楠(前の歩道を越え、二車線の道路の空を3分の1ほど覆うような)を慕っています。

旅先でも巨木に出会うと5分くらい、色んな方向から眺めるようになりました。

皇居の前の松はチアリーダーがポンポンを振るような勢いが可愛らしく、京都の北山杉は心がすぅっと、メントールの香りに浸されたような気分になる光景というか(花粉症なので大人になってからは少し違う印象に塗り替えられたが…)、桜は一見完璧で美しい木なのに、近づいてみると、ものすごく意外な場所、失敗したんじゃないのか、という幹の途中で個々の花が「うっかり」っぽく咲いていたりするのが面白いし。

ああ、木って、いいなぁ。不思議だなぁ。

自分の暮らしのすぐそばに、いつも大きな木があったらなぁ。そう思うと必ず脳裏をよぎるのが佐野洋子さんの絵本、『おぼえていろよおおきな木』。

そうだな、少し離れた場所に立っていて、時々眺めるくらいがよいのかな。

 

とはいえ、立っている木に惹かれる気持ちと、木工品を好む気持ちはイコールではなくて、おそらく木のスプーンなどを使いたがるのは、アニメ「アルプスの少女ハイジ」の影響かな、と。

また、木工作家さん制作の額を買ったり注文して使うようになってから、木によって色、風合い、木目、質感、硬さなどが違うことも分かってくると、その奥深さに惹かれ、良いもの、丁寧に作られたものを見ると、他で安く売られている木製品との違いが、なんとなく分かるようになりました。分かった上で、安物を買うことはあるものの…

 

そんな感じで、木が好きなわたしでありますが、友人の木工作家の奥田さんに「こんなものが今欲しくて」とお話ししたことからはじまった、コラボレーション「issho」シリーズ。暮らしと一緒に、木と一緒に、という気持ちもこめて。

最初に作っていただいたのは、電気工事の方とか、そのようなお客さんにちょこっとお茶を出すときに、アルフォート的な菓子を添えることが出来るスペースのあるコースター、もしくは、宅配便の代金引き換え払いの際、小銭やお札をのせるトレイ、です。

美容室などでカラーやパーマの間に飲み物を出してもらえる、あのトレイというか。でも、飲み物やお砂糖、スプーンだけのせるんじゃなくて、しょうゆ差しや七味入れも置けるものがよいと。サイズも大き過ぎない方がよいと。

 そのように、色々と個人的な希望をこめて伝えて、改良を加えながら制作していただきました。

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奥田さん制作の木のスプーンは、指にあてたときの木の丸みがよく、ヨーグルトなどを食べると舌の上でほわん、と優しい質感に和むのですが、そのスプーン(小)にも合うサイズ感です。

iichさんのサイトで発売中です。

ISSHO コースタートレイ 作品詳細 | FQ DESIGN/OKUDA | ハンドメイド通販 iichi(いいち)

isshoシリーズにはコースターの他にアクセサリーもあるのですが、おすすめは、奥田さんのFQDESIGNオリジナルの木のおさじです。木による色、風合いの違いがよく分かって、自分ならどれがよいだろうかと迷います。わたしの好みはヤナギ、ミズナラ、クルミですが、コースタートレイには鬼グルミを使用。

そんな、木の件、あれこれでした。

www.iichi.com

 

 

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