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のほほん、ペンギンライフ。

広告とは何ぞや。

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もともとラインスタンプの宣伝のためにはじめたこのブログ、ネットで調べて作ったバナー広告も載せてみたりしたけれど、へぇ〜びっくりするくらい意味がないんだなぁ広告って、と思いました。

たまたま検索上位に来る記事があって(見舞いに何を持って行くかという内容の)、その関係でいつも600くらいアクセスがあるようですが、月に売れるスタンプはというと数個程度。その数個もブログ経由で売れているとは限らないので、広告効果はほぼゼロなんじゃないかなぁ…

 

自分だって普段テレビや雑誌や外出先で目にする広告を「目に入っているのに見ていない」状態なので、そりゃそうだわな、と。ただ、広告の効果というのは、自身の気持ちとは関係なく気づかないうちに刷り込まれていることがあるもんだと実感した出来事が…

 

仕事で手描きの作業は食事用テーブルを使うので、昼のサスペンス再放送をつけていたりするんですが、合間に通販のCMが何度も流れて、一時期多かったのが「数の子松前漬け」のCM。仕入れ担当の年配男性が松前漬け(通常の味付けと白醤油の2種)を紹介し、通販会社の女性の声に大増量をせまられ、「し、白醤油も〜?」と困るやり取りを見飽きるくらい目にしながら、「またこれやってる」「量が多過ぎるんじゃないか」と思う程度だったのに、数ヶ月後…

「青天の霹靂が食べたい」という、漫画家さんのツイートだったかを見かけて、

「また風変わりなギャグを仰ってるなぁ」と思っていたら、その後ニュースや情報番組で青森のブランド米だと知り、「へぇ〜、あれ、ギャグじゃなくて実在する『青天の霹靂』という名前のお米だったのか」と驚いて記憶に残った。

そんな矢先、ちょうどお米がなくなりかけて、それと同時に、仕事とは別の臨時収入があった。ちょっとプチ贅沢をしたくなり、そうそう、この際に「青天の霹靂を食べようか」となった。そして早速買えるところを探してみたところ…青森のスーパーのオンラインストアを見つけ、感じがよさそうなラインナップの中の、「しじみラーメン」と、ねぶた祭りの絵柄が印象的な「ねぶた漬け」という商品とともに買い物かごへ…

 

いやぁ。ねぶた漬けって、いわゆる松前漬けなんですよね。

長い間テレビのCMで見ていた時には「またこのCMやってる。また白醤油も〜とおじさんが困っているわ」と思ってスルーしていたのに、いつの間にか、松前漬けが食べたい気持ちが蓄積していて、ひょんなタイミングで、そのCMの会社とは別の会社のものを買ってしまうなんて…それも、大と小があって、一人暮らしなのに二袋の大の方を買っていた。二袋もどうすんの、自分。数の子が特に好きなわけでもないのに…

 

さて、別の話。

先日、入院中の母を見舞うとベッドの上で首だけ起こしながら「あのね、相談があるんだけれど」と切り出されてドキッとしたんですけれど。

先のことをつい考える仕切り屋の母からは、何度かもしもの時の保険会社や銀行などの手続き関係などの説明を受けていた流れから、またその手の話かと身を乗り出したら…

 「今朝、ラジオで蟹の宣伝をしていて。漁業組合から直接送ってくれて、量も多くて9800円だって。目利きが選んでいるから確かだって。電話番号を控えたんだけれど、これから注文しようかしら。どう思う?」

 

とのことでした。個室にいて、携帯電話も使える状態だからといって、いや、そういう状態?

結構貧血がひどくて点滴をしたり、心配な状況で入院したはずだったんですが、その発言を聞いて、脱力してしまいました。

「何度かね、ラジオでやってるのを聞いているとね、ああ、今買わないとってね。漁港直送で新鮮でお得で量もたっぷりあると思うからよさそうなんだけど…どう思う?9800円だって。」

ラジオってすごいんだな。カニの絵も見ていないのに、ここまで購買欲をかき立てることが出来るなんて。

いや、ベッドの上で寝ているからこそ、通常とは違う波長?で広告が訴えかけてくるものなのかもしれない。

水木しげるさんの漫画に「小豆洗い」という妖怪の話があって、彼に人間の文明を知らせ、人類と同化させて幸せにしようと、妖怪保存協会の山田氏が銀座へ案内し、「テレビにはなんでも映るんだ」とコマーシャルを見せ、「宣伝とは何か」を伝えたところ、小豆洗いは「なんだ、やたらに頭を混乱させ人を欲求不満にさせるのが文明ってもんかい」とつまらなそうに言い捨てるんですよね。その漫画が大好きなんですが。

しかし、多少なりとも生死について思いをはせる場面にいて、カニの通販に惹かれて番号を控えるという行動に、なにか得体の知れないパワーを感じるというか。カニというのは殻をむかねばならない。その後は大量の殻を捨てねばならない。カニが梱包されていた発泡スチロールの処分だって結構面倒だ。そんな手間のかかる食べ物にチャレンジしようと思う、その気力、すばらしいなぁ。

病人を見守る立場からすれば、ラジオCMに感謝したい気分でした。

それ以降、仕事中にラジオCMでカニ特集の通販が耳につくようになったんですが、確かに氷の重さを入れずに何キロ!、雑炊でいいダシが出ますよ〜とかいう宣伝文句が細かい。 

毎年私がカニ注文担当でありスポンサーなので、その、番号を控えたラジオ通販のものは一応日程的に却下して、自分が慣れている会社で頼むことに。しかし、今ブログに書いた流れで自分が聴いたラジオCMの会社のサイトを見に行ったら…たしかに心が揺れる。量が多い。

 

 ところで、ラインスタンプの売り上げを見に行ったら、今日2個も売れていた。何週間も売り上げゼロで、あぁ、もうとうとう終わったなと思ったら、まだ買ってくれるひとがいるなんて。一体、どういういきさつで売れたのか不思議だ…

このブログが関係しているとは思えないけれど…やはり広告の効果なのか?

そんなこんなで、ブログのタイトルをこのまま続けたものか迷いつつ、というか実のところラインスタンプのことは興味を失いかけているくせに、たまに売れると嬉しくなって(一個売れても40円前後、さらに後で手数料等引かれるらしい、のでもはやお金云々のハナシではなく、「いいね!」ボタンや「リツイート」数みたいなものだろうか。無反応か、反応アリかの違いというポイントで)「ほほぉ」と口角があがる、そんな年末です。

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