hanihostamp penguinblog

のほほん、ペンギンライフ。

引っ越し準備中。

 

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年末年始に仕事をしていたせいか、昨日今日と、ちょっとした放心状態になっています。修正や次の指示待ち中で時間の余裕もあるので、気分転換を兼ねて引っ越しの荷造りをはじめました。

そして、引っ越し業者の営業の方が仰った言葉を反芻。

「これだけの本があったら、荷造り大変でしょうけど頑張って下さい」と。

読書家のひとから比べたら、恥ずかしいほどのスカスカな本棚なのに、引っ越しのたびに言われます。「普通はこんなにありません」と。

「本は小さい方の段ボールにぎっしり詰めないで、スタッフは重くても持てますが、最終的にご自分でも移動できるように、自分で持てる重さにしておいて下さい」と念を押されました。

アドバイス通り、重さを確認しながら本を入れていくと…段ボールの3分の1あたりで、かなり重いような…。持てなくはないけど腰をいためそうな気もして。

業者さんの仰る「自分で持てる重さ」というのが、床から数センチ浮かすことが出来る程度か、腰まで持ち上げて運べる重さなのか、確認すべきだったなと。

京都の伏見稲荷大社に「おもかる石」というのがあり、持ち上げた時、自分の想像より軽ければ願い事が叶う、といわれていますが、何度か挑戦して、一度も一回目で持ち上がったことないんですが…「よし、今度こそは」と思って持つと少し軽く感じて…あれみたいなものでしょうか。気分で重かったり軽かったり…

ともあれ、本を箱の3分の1から2あたりまで詰めて…さて、残りの隙間をどうやって埋めればよいのか。気晴らしに体を動かしたかったのに、こういうパズル的な、頭を使う必要がでてくる作業は、非常に疲れてしまいます。

おそらく業者さんは、隙間があっても別にいい、と仰ると思うんですが、箱が凹むのがこわいというか、せっかくの空間を無駄にしたくないと思う気持ちが勝り、本と無関係なクッションだの、軽い雑貨や鞄などをつめて隙間を根絶しました。

この感じ、何かに似ているなぁと思ったら、日頃、デスクトップにあるデータをCDRに保存するとき、容量が700MBで、その時保存したいデザインごとのフォルダが5つあるとして、それをどう組み合わせてもCDR一枚の容量をオーバーして収まらない時、5枚のCDRにわざわざ、それぞれすかすかの状態で保存しなければならないのが悔しい、あの感じ。かといって、全然無関係な、旅のスナップの画像等を隙間を埋めるためだけに入れたところで、後から探す時に不便になったりするわけなので。

 

…という具合に、段ボール4箱詰めたところで、隙間対策に疲れ、本の荷造りは小休止。

その次は、これまで引き出しに入れたままだった10〜7年くらい前のフロッピーやMO(現在はすべてCDRと外付けHDDへ保存)を積み上げ、ネットで調べた通りにゼムクリップでバネを外し、カッターで切れ込みを入れる等して燃えないゴミ用の袋へ入れる作業をしたのですが…その数合計50個以上…ぐったりしました。

仕事で手描きのイラストやデザインを描く際、紙はスケッチブックから一枚ずつちぎって使っているのですが(紙の専門店が近くにないのと、保管の都合上)、すべての紙を使ったあとに残る、表裏カバーの処分の際、必要になるのが「リングを取り外す作業」なのですが…毎回、ペンチで針金を回転させて少しずつ引っぱり…を繰り返して、資源ゴミと燃えないゴミに分ける作業は、たしかに手間ではあるものの、頭を使わないのと、美しく完璧に分別できるので、非常に好ましいひとときです。

 

その次に、ずっとストック(というか捨てられずにいただけ)していたペットボトルキャップの処分方法、または自治体で何かに再利用するため回収していないかを調べたところ、徒歩20分程のスーパーが見つかりました。エコキャップ協会によると、「キャップ約430個で10円のポリオワクチン代ができる」とあり、一人分20円なので、860個で一人分のワクチン代になるのを今回知りました(空き缶のプルタブは車椅子を贈る活動に使われのでしたね)。これでキャップの件は解決。

 

その次は乾電池、スプレー缶、ビデオテープ。昨年、一昨年の薬…。次々と、処分に困ってそのまま保管していたものが出て来るのです。

というか…この部屋にあるものの6割くらいは、自分に必要なもの、というより、自分が使ったもの、というか。脱皮を繰り返す人生のなかの抜け殻みたいだなぁと。

本の仕分けで一番悩んだのも、古書店などで買い取りしてもらえなさそうな古くてカバーもないようなコンディションの本。再読するかもしれないけれど、図書館で借り直した方がよさそうな劣化具合だったりするので、「捨てるか捨てないか」になってくるわけです。古書店で査定してもらえる本は、捨てるというより「手放して別の方へ」と思えるけれど、捨てるしかない本は…迷う。

他にも迷っているのが湯たんぽ。仕事のサンプルでもらったりもして、うちには大、中、ミニと3種類あるものの、この数年「大」は一度も使っていません。お湯が大量に必要なので、だんだん面倒になったのと、「中」で充分あたたかいからなのです。

湯たんぽの処分はMOなどと同じで「燃えないゴミ」になるものの…捨ててよいのか。

そんな具合に、荷造りというのは、これまで棚上げにしてきた物との関係を清算する作業であり、その過程で自分の醜い面も発見してしまう(服や本等、何を捨てるか残すかによって)わけですが、長年溜め込んだ澱のようなものを浄化する気分にもなってきます。

 

しかし…段ボールを積むスペースが本棚から離れているので、荷造りだけで重労働。エコバッグでサンタのように引きずって運んでいます。さすがに床が傷むのでキャリーケースは使いませんが。

引っ越しのスタッフの方には、本入りの段ボールは、必ず本棚の前に積んでもらう(それも2段程度で)ようお願いしないといけないと切に思います。段ボールに赤いシールでも貼って、「本棚の前に!!」と太字で書かねば。

…と思った矢先、ダンボールの側面や天面に内容物や収納場所を書き込むために使っていた、うちにある唯一の太いマジックが、今日、半日使っただけで姿を消したことに気づきました。

隙間を埋めるのに気をとられていて、どこかの段ボールに間違って落としてしまったかも… 

うう。

今、この瞬間のわたしにとって唯一必要なものが、あのマジックなのに。

 

 さて。今晩から古書店(というより、新古書店)へ売る漫画の再読をはじめよう。

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