hanihostamp penguinblog

のほほん、ペンギンライフ。

姉から緊急速報。

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姉から携帯へ電話がかかってきて、何やら落ち着かない様子で、「今、時間ある?ちょっと話していい?」と切り出されたのは、以下のような内容でした。

家と最寄り駅の間の、人通りの多い交差点のローソンの前にて。

職場からの帰りにバイクで通りがかって、赤信号で停車中、ふと柴犬が目に入ったと。

「でも首輪をしていなくて、人が連れている様子もなくて。今時めずらしい野良犬か、はぐれ犬か?」と思って、ぼんやりその犬の様子を眺めていたら…

「なんか、その犬が人間のような動きをして…犬の座り方じゃないというか、腕組みするような仕草も人間っぽくて気味が悪いなぁと思って、よく見たら…」

それは柴犬じゃなくて…

 

 

 

 

 

 

 

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猿だったそうです。

「バス停に並ぶ人も店の客も、周囲のひとは誰も気づいていなくて。自分以外この異変に気づかないって…幻を見ているのか?と不安になったけど信号が青になったからそのまま通過したんだけれども…」

数時間後、姉の住むマンションの掲示板に「猿出没情報」が貼り出されていたそうで、やはり、ローソンの前でくつろいでいたのは猿だったようです。

「まぁ、それはともかく本題に入るけど…」と姉。

え、猿ニュースは前置きだったのかぁ。

 

そんな話を聞いて思ったことは、ひとは知らず知らず思い込みを持っているから、普段の光景の中で、思い込みとは違うものに出会っても、脳が認識しないんだなぁ…と。

 

うちの固定電話に、時々セールス電話がかかってくるのですが、いつも受話器の向こうから「奥様でらっしゃいますか?」と尋ねられる。

いえ、と返事すると、「ではお母様はご在宅ですか?」と続いたこともあったので、

「いえ」ではなく「何か?(ご用ですか)」と返事すると、「こちら畳店でして」、「マンション販売のお話で」などの流れになって、そこで「うちには和室がないので」や「予定がないので」と返事して電話が終わるのですが…

平日在宅している=奥さん、という構図が、まだ世間の「常識」なんでしょうか。

それとも今時、固定電話を持っている独身自体が少ないのか…

 

例えば畳店の場合、電話をかけた相手が「主婦であり、持ち家に住んでいる」ことと、「和室がある家に住んでいる」条件を全てクリアして、さらに「畳をきれいにしたい」と考えているタイミングにあたるのは、確率的にどの程度のものだろうかと、不思議に思うのです。ここいらは田舎の方だから、その確率はまだ高いのでしょうか。

 

あるいは、テレビのロケや中継先で、出会った一般女性が中年(40代以降?)の場合、「お母さん、こちらにお住まいですか」「お母さん、この店の味、どうですか?」などと、つい「お母さん」と呼ぶ件も、「独身、または子のない既婚者の可能性もあるんじゃないのかなぁ…」と、気になったりもしますが、じゃあ他にどう呼べばよいかといえば、答えが見つかりづらいのも事実です。

例えば若い女性を「おねえさん」、それより上を「おねさん」(お寧さん=寧はやすらか、おだやか、の意)とでも呼ぶのはどうでしょう。これだと、例え老けてみられても聞き間違いレベルで済ませられるし、誰も傷つかないような。男性の場合も「おにいさん」と「おにさん」(お仁さん=仁は他者への思いやり、いつくしみ)とでも呼び分けるとか。

ユーキャンの流行語大賞清水寺今年の漢字披露のような、世間的に目立つかたちで、「中年以降の見知らぬ人を示す普遍的な呼び方」と、それからついでに、「エスカレーターの歩行、あるいは片方に偏る問題の解決のための正しい乗り方規則」の扱いを、一度大々的に発表してもらいたいものです。

 

この間、二時間サスペンスドラマで、耳についたのが、第一被害者が年配女性だったことから、「この、ばあさんが殺されたのは…」とか、「ばあさんは金貸しもやっていて…」だとか、「いいか、ばあさん殺害時刻の、藤井のアリバイを徹底的に洗え!」というような、「ばあさん」連呼のセリフでした。あまり評判の良い女性じゃない設定としても、写真では結構おきれいな年配女性なのです。血気盛んなやんちゃ刑事が勢いで「ばあさんはさぁ〜」と呼ぶならともかく、捜査本部にいるほぼ全員、実直そうな若手刑事や、明らかに支持層は年配女性がメインとおぼしき元映画スター俳優演ずる警部までが(セリフとして)「ばあさん」「ばあさん」呼ばわりを続け…

若い女性が被害者の場合はフルネームで呼んでいるのに…

撮影現場の誰も、気づかなかったのかなぁ。

唯一、若い女性刑事は「被害者のおばあさんが…」と、「お」をつけていたような気もしますが…そうじゃなくて。

 

普通の住宅地で柴犬かと思ったら猿だった、という見間違いがある今日この頃。

奥さんに見えてそうじゃない中年だったり、お母さんじゃない妻もいるし、孫でもない人からおばあちゃんと呼ばれたくない女性もいるだろうし、というようなことも、多くはないかもしれないけど、たまにある光景の一部と認識されるといいなぁと思います。

 

 さて、姉からの緊急連絡の本題のあとで、電話を切る前に最後にデザート的な話として出てきたのが…

「昨日、島原太夫さんに美容室で会って、素顔だったけどきれいだったわ〜」というものでした。舞妓さんや芸妓さんならともかく、太夫さんにばったり会うって…現代の話かと思わず聞き返しましたが。

姉によると11月26日、京都、下鴨神社にて、その方を含め、太夫道中や舞の奉納が行われるそうです。

しかし…やはり、アレですね、連休もこもって仕事していたりすると、猿にも太夫さんにも出会えないものですね。

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