hanihostamp penguinblog

のほほん、ペンギンライフ。

ミニマリストにはなれないけれど。

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近頃、「ミニマリスト」という言葉を、ブログなどのタイトルでよく見かけます。最小限主義者という意味で、必要のないものを捨て、心のゆとりを大事にして日々の暮らしを楽しむひと…というような解釈でいいんですかね。

そういえば、断捨離の本が流行ったことがありました。

その頃、究極の断捨離!と話題になったのが、『じみへん』で人気の漫画家、中崎タツヤさんでした。

不要な物を極限まで減らす捨てっぷり(ボールペンのインクが減って空洞になった持ち手部分を切って短くしたり、本を持ち歩く時にポケットに入らないからと、文字が印刷された周囲の余白部分を裁断したり。カレンダーや机用ライトを次々と処分するなど…)が壮絶すぎて、漫画ではネタとして「のほほん」と笑って読めていたのに、『もたない男』という本でそれが作者の実体験だと知って、ちょっと心配になってしまうほどでした。



わたしとしても、不要な物はなるべく持たずに暮らし、すっきりした環境で死んでゆきたいとは考えています。ただ断捨離ブームのときから、「物を無駄に増やさない」方向性には賛同できても「物を積極的に捨てる」のがどうも…

子どもの頃からゴミの埋め立て地問題などのドキュメンタリーを見ていたせいなのか、祖父母から「物を大切に」と言われた経験からなのか…ベッドでも収納家具でも、わりと躊躇なく捨てる母への反発なのか…

今も目覚まし時計は中学時代に買ったものを使い、タオルケットは幼稚園時代からのもの、仕事机や電話・プリンターの台も子どもの頃から実家にあったものを使っているので、家族がそれを知って「え、まだこれ使っているの?」と驚くたびに「捨てずに使い続ける自分」に得意気になったりして。

とはいえ、仕事上、参考資料や商品サンプルが年々増えてゆくので、年に数回フリーマーケットに出店して一定以上増えないようにしています。

そのフリマで2年以上売れ残り中なのが、こちら。

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 連結式柄付きスタンプの、「A」がないセット(セットとは言えないが…)。

「Aのみ紛失しました。200円」と値札をつけて販売。しかし手に取るひとは皆、「Aが無いんじゃ、不便だねぇ」と仰り、去ってゆくのです。

H PPY NEW YE R となるので、年賀状にも使えない。

H PPY BIRTH D Yとなるので、誕生日カードにも使えない。

このブログでイラストを載せているペンギンの名前は「はにほさん」なのですが、

H NIHOS Nとなってしまう。

「せめて、無いのがZとかQならだったらよかったのにねぇ」と皆さん慰めてくださいます。

昨年末から100円に値下げしたものの…それから3回フリマに出すも売れず。あげる、と言っても誰ももらってくれないでしょう。

友人は、「自分でAを作ったら?」とか、「メーカーに取り寄せたら?」などとアドバイスくれたのですが…わたしは「A」がないから使わないのではなくて、昔は手描きのデザインの台紙裏にナンバリングしたり、手描きのデザインにレタリングとして使っていたので、パソコン主流になった今は、A があろうとなかろうと使わないのです…

ただ、調べたら、製造元ではA だけを140円で販売しているようなので、これを取り寄せて、完全なセットにした上でフリマに出そうかしら。とも…

でも、そこまでして何になる?

やはり、自分でもう一度、価値を再発見して使うのが一番なのかもしれない。そう思い直して、前回のフリマ終了時に「フリマ用不要品袋」から、このスタンプを取り出しました。

そしてわたしは気づいた。Aがないなら、Vを逆さに使えばいい、と… 

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見えますか?H A N I H O S A N と…

A に見えるのは、逆さのVなのですが、インクがかすれたり滲んだりしているから、Aに見えますよね。これで、年賀状にも誕生日カードにも使えるはず…

解決。捨てずに使うか、この「逆さV作戦」を説明してフリマで売ることにします。

 

逆に、普通だったら捨てるレベルのものだよね…

と思うボロい…もとい、古くて味のある品がフリマや、週末の銀行前に出ている露店で売られていることがあります。捨てるのに躊躇するわたしでも、さすがにそこまでは…と思うレベルのものも。

けれど、なぜか買ってしまって、今でも重宝しているというものがうちにはありまして。それがこちら。

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フタのない、古い急須。

写真でも汚れが分かるかもしれませんが…これをわたしは、もう何年も筆洗(ひっせん)として使っています。大きな筆洗も持っていましたが、手描きの仕事が減って、絵の具セットの出番は月に2〜3度なので、こちらの方がコンパクトで便利なのです。使用後は部屋の隅に置いていても、なんとなく骨董的で違和感もなくて…

この、縁が二段になっている(本来はフタとの接合部)ところで筆の水切りも出来て便利でして。

そんなこんなで、持ち物を最小限にはできないものの、何を持っているか、使わず眠っているものはないか、せめて把握できる状態にしておこう。

ブームの横道で、そんなことを思う今日この頃。

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